少年たちの更生は 食卓を囲むことから始まる。
親から見放され、大人への不信感を抱き、 自分の存在すら否定する少年たち。 必死に立ち直ろうとする彼らに家族団欒の喜びを味わわせ、 懸命に寄り添いつづける教会家族の物語。
新書判並製/184ページ
ーーある少年は、教会へやって来て初めて外出するときに「ただいま」と言った。しばらく様子を見ていても、毎回「ただいま」とあいさつして出ていく。
「行ってきます」と言って家を出た経験がなかった少年は、教会へ預けられた際に「出かけるときは何か言うはず……。たしか『ただいま』だ」と思い、何も知らないまま使い続けていたという。(本文から)
“誰かの役に立つ” が生きる力に
“更生の道” は愛情弁当から
愛情あふれる夏のおぢばへ
子を思う親の気持ちこそ
「良いときは連絡してくるな」
“家族団欒” の姿を社会へ
大人って意外といい人かも……
たむろする若者に声をかけ
幸せを感じる源は感謝の心
家族の一員になれたとき
「怖い子」から「優しい子」に
いつでも、ずっと待っている
……ほか
レビュー(0件)