刊行にあたって●この領域は,対象の本質に規定されて,必然的に発達論的であり,正常と病態を統合的にとらえるという意味で,精神力動と精神病理の統合を指向せざるをえない。また実践的で治療的にならざるをえない。この意味で「思春期青年期精神医学」は,新しい統合的な精神医学を作り上げる上で最も適した舞台である(小此木啓吾)。
編集委員長●平野直己
編集委員●生田 憲正/池田 暁史/伊藤 洋一/生地 新/大西 真美/大矢 大/加藤 隆弘/川俣 智路/神庭 重信/菊地 秀明/黒木 俊秀/近藤 直司/齊藤万比古/生島 浩/白波瀬丈一郎/関谷 秀子/館 直彦/田中謙太郎/豊嶋 良一/中 康/中村 伸一/西村 良二/補永 栄子/増尾 徳行/松田 文雄/守屋 直樹/横田 伸吾/吉川 悟/渡部 京太
●第30回大会 ワークショップ「発達段階におけるアタッチメントの課題を捉える」
母子臨床とアタッチメント理論 ………………………………………………………………山下 洋
母子間アタッチメントへの治療的介入──母子デイケア実践を通じて …………………姜 英愛
乳児院における母親支援 ………………………………………………………………………佐竹 歩
討論記録 ……………………………………………………………………………西村良二・生田憲正
●第30回大会 教育講演
『絆』の比較発達心理学──『こころ』・『わたしたち』という幻想の適応価 ……………橋彌和秀
●第30回大会 市民公開講座
「子どもの心の安全基地を育む」報告 …………………………………………………………黒木俊秀
●原 著
思春期を対象とした精神科デイケアにおける不登校回復過程──2症例の検討 ………木下弘基
5年の治療経過で顕著な成長発達を遂げた自閉スペクトラム症の1例 ……………………公家里依
●国内事情
子どもの問題行動に対する児童心理治療施設筑後いずみ園の取り組み
──精神科病院との連携から言語媒介治療グループまで ………………堀川百合子・菊池清美
●合同委員会・編集委員会報告
●会計報告
●日本思春期青年期精神医学会規約
●編集方針・投稿規定
●英文目次
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