畜産市長の異名を持つ宮崎県西都市の橋田和実市長が
口蹄疫という見えない敵と向き合った真実の記録。
獣医師や農家の人びとの肉声と
西都市版初動対策マニュアルを同時収録。
これは我が国史上まれにみる大災害であり、まさに「口蹄疫が蔓延すると国が滅ぶ」に繋がるものであった。忍び寄る恐怖、発生確認から爆発的な感染拡大、泥沼のようなワクチン接種と殺処分の日々。主力産業である畜産の崩壊を止められるのか。西都市の口蹄疫対策本部長(市長)として現地の指揮を執り、畜産農家との話し合い、国や県への要望と交渉、埋却用地交渉、そして殺処分埋却作業に携った市長にしか書けない克明な記録。口蹄疫が発生すると何が起きるのか?対処法は?今後の口蹄疫対策のバイブルとなる一冊。
レビュー(5件)
他人事とは思えなかったです
私の住んでいる所でも鳥インフルエンザが発生し、防疫作業にも従事しました。 農家がこれまで積み上げてきた苦労が水の泡になる無念さは本当に心が痛みます。 この本を読むとみんなが他人事とは思えず、自分にも何かできることはないかと感じるのではないかと思います。
一気に読める本
口蹄疫の病原性の強さがよく伝わってきて、筆者や農家、その他の多くの人の苦労が感じられた。仕事上、大変興味深く読め、大いに役立つ。
この現実をもっと多くの人に知ってほしいです。 牛や豚は家族です。