「非対称情報下の市場経済」の研究によりノーベル経済学賞を受賞し、現在も精力的に世界政治経済システムに警鐘を鳴らし続けているJ・E・スティグリッツ。早稲田大学で多くの聴衆を魅了した、彼の歯に衣着せぬ情熱的な講義を収録すると共に、その裏側にある理論的背景を丁寧に解説する。グローバリゼーションが人々の反感を呼び、不平等が生じ続けているのはなぜか。IMFが推奨する自由化政策の矛盾と、アメリカ型資本主義の問題点を明らかにし、相互依存が深まる世界における国際機関の改革を訴える。-新しい政治経済システムを構築するための貴重な論考である。
レビュー(11件)
新書とはいえ、経済学について専門的な知識がない人は先に解説を読んでから本題に入ったほうがいいかもしれない。
昔は、このような本は新書で出ることはなかったので、高い値段を払って買うしかなく…。 新書で、わかりやすい表現なので、お勧めです。