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高柳商事大阪支社長の高柳光己は、英国人の血が混じる端麗な容姿に美しい妻…と、誰もが羨む人生を歩んでいる。しかし、会社のために自分を利用する社長の養父や、我が侭な妻に振り回され、光己は鬱屈した日々を重ねていた。ある日、光己は妻の浮気をネタに熾津組の若頭、熾津臣に強請られ、凌辱されてしまう。なぜか執着され、執拗に繰り返される行為に光己は理性を徐々に蝕まれていく。だが、次第に奇妙な解放感と安らぎを感じるようになり…。
高柳商事大阪支社長の高柳光己は、英国人の血が混じる端麗な容姿に美しい妻…と、誰もが羨む人生を歩んでいる。しかし、会社のために自分を利用する社長の養父や、我が侭な妻に振り回され、光己は鬱屈した日々を重ねていた。ある日、光己は妻の浮気をネタに熾津組の若頭、熾津臣に強請られ、凌辱されてしまう。なぜか執着され、執拗に繰り返される行為に光己は理性を徐々に蝕まれていく。だが、次第に奇妙な解放感と安らぎを感じるようになり…。
レビュー(17件)
前半、光己があまりにも踏んだりけったりだなと思っていたのですが、閉塞感から抜け出すきっかけとしてはちょうど良かったのかと変わっていき、何だかなぁ。割れ鍋に綴じ蓋?と印象で終わりました
シリーズ最終巻
今までシリーズで出てきた人たちがチラホラと出てきます。最終巻だから、まとめている感じでした。全体としては面白いかなとは思いましたが、話がシリーズの別作品と似ていて…何だか新しい話を読んだ気がしなかったのが残念でした。
◇背徳的な雰囲気を楽しむ…◇
『蛇淫の血シリーズ』のリンク作品。 ドロドロした背景のお話ですがそんなに暗く感じないのは、主人公のキャラクターのせいでしょうか…。(慣れ?) 蛇淫の血の凪斗や、他のキャラクターも出てきますが、このお話は敵対関係にある組の人間がメインのお話です。 痛いシーンはありますが、それほど構えなくても多分大丈夫です。暴力シーンは長くなかったと思うので…。でも全然ダメな方にはオススメできないですが…。 ストーリー展開も無理矢理系のお話ですが、比較的甘々(私基準では)かと思われます。
大好きなシリーズだったのですが、完結ということで残念。お話は相変わらず面白かったです。
沙野先生のお話は好きなのですが、ちょっとこの作品は惹かれませんでした。 このシリーズは好きなのですが、今回の本は雰囲気が硬いというか、 「攻めっぽい受け」は前作の蜘蛛でもあった所為か、設定には新しい感じがしなくて、 そういう描写もさすが沙野先生!という感じですが、キャラがあまり好きになれなかったです。 どちらかと言うと、このシリーズ一作目のキャラが出て来たのですが、 そのキャラの方が存在感が凄かった気がします。 でも、シリアスや愛憎などが好きな方にはおすすめだと思います。 あと一言いってしまうと、今回も素敵な絵ですが、ちょっと顔までもごついというか、 好きな絵描きさんですが、苦手に思いました