「牧畜こそ、ヨーロッパ物質文明の世界制覇の礎となった。」
ヨーロッパ文明の世界制覇の背景に流れている牧畜文化は、
いかなる意味でヨーロッパ物質文明の根源にあるのか。
その理由の一端を開示する。
第1部の先史時代(ムギの栽培化、ヤギ・ヒツジの家畜化、牧畜)、
第2部ヨーロッパ文明の地下水脈としての遊牧、
第3部古代(都市国家の形成と崩壊、古典国家の成立、ゲルマン人の来襲と征服)
の3部構成。
第1部 先史時代
第1章 肉食化と狩猟採集生活
-森から草原へ出て、ヒトになった(およそ400万年前)-
第2章 ムギの栽培化
-西アジアにおけるイネ科植物の馴化(およそ1万年前)-
第3章 西アジアにおけるヤギ・ヒツジの家畜化(およそ8000年前)
-群居性草食動物の家畜化(1)-
第4章 経済史上の牧畜の意義ー群居性草食動物の家畜化(2)-
第2部 ヨーロッパ文明の地下水脈としての遊牧
第1章 遊牧《社会》の成立
-三階級構造というヨーロッパ文明に固有の組織編成原理、その歴史的起源ー
第2章《ヒツジ》化という、牧夫天性の行動様式
-動物の管理から、ヒト・自然・世界の制服・支配へー
第3章《仲介者》という、組織編成史上最大の革新ー去勢ヒツジか、イヌか。それが問題だー
第4章 原インド・ヨーロッパ語族の生成と《三機能イデオロギー》
-狩猟採集民が農牧を習得して定住し、そして遊牧を開始したー
第5章 インド・ヨーロッパ語族のステップからの侵攻
-《出ステップ》という、遊牧民の三つの《爆発》-
第6章 現代における疑似親族原理と機能本位原理のせめぎ合いー日本企業と欧米企業ー
第3部 古代
第1章 都市国家の形成と崩壊ーメソポタミアにおける灌漑農耕(前5000年〜前1500年)-
第2章 古典国家の成立
-古代ギリシャ・ローマにおけるポリス・植民地・奴隷(前8世紀〜後2世紀)-
第3章 ゲルマン人の来襲と征服
-インド・ヨーロッパ語族民の出現からガリア侵入・定着まで(前4千年紀〜後1年紀)-
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