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第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成! 日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化! ゆるされている。世界と調和している。 それがどんなに素晴らしいことか。 言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。 高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。 ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。 解説は『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した佐藤多佳子さん。 豪華出演陣で映画完成! 外村青年を山崎賢人、憧れの調律師・板鳥を三浦友和、先輩調律師・柳を鈴木亮平、ピアニストの姉妹を上白石萌音、萌歌が演じています。6月8日公開。 「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」
レビュー(1214件)
図書館で予約していましたが、時間がかかるため、購入しました。評判通り面白く、購入してよかったです。
映画をみて気に入ったので原作も読みたいと思い購入しました。この世界観が好きです。
朝読書
小5の娘の朝読書のために購入。とても読みやすく、内容も好きだったようで、作者の他の本も買いたくなりました。
小6の娘が面白いといって読んでいました。
疲れている方向け
物語は、ずっと静かな、それでいてピアノの調律師の話なので鮮やかで優しい音楽が遠くてなっているようでした。 普段の生活で、とても疲れていて、ハラハラする物語より、終始穏やかな話を読みたい方には特にオススメだと考えます。