〈戦争・戦後・ベトナム反戦〉体験から築く。
従来の戦後文学史の「常識」とは異なる文学潮流を提示する作家論。
太平洋戦争末期の空襲に遭い、戦後、焼跡・闇市の混乱期を生き抜き、1950年代の「学生(革命)運動」とかかわり、60年代の「ベトナム反戦運動」を展開した4人の作家たち。従来の戦後文学史では位置づけられなかった、〈戦争ー戦後〉体験をもとにそれぞれの文学を築いた「焼跡世代」の作家論。
序 何故、今「焼跡世代」の文学なのか
第1章 「見果てぬ夢」を抱き続けーー高橋和巳論
第2章 「難死」に抗してーー小田実という存在
第3章 〈私〉の居場所ーー真継伸彦の文学
第4章 「虚無」との戦いーー開高健の文学
「あとがき」に代えてーー人は何故「歴史」から学ばない?
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