本書では、実際に動いているシステムとして植物の活動を理解するために、生きている植物という基本に立ち返って、なぜという質問やどのようにという質問に答えることを目指した。
また、各章のあとには問題と課題を配置して、学習の便をはかった。問題は各章のなかで重要な項目について自習するためのものであり、課題は読者自身が手を動かして、植物の働きを実際の体験を通じて理解するためのものである。いずれも学習の助けになるような内容を提供した。緑と墨の2色刷。
1.植物と生命の共通理解 -いろいろな不思議を発見するー
2.植物の体のつくり -多段構成を理解するー
3.水と植物の科学 -いのちを支えるダイナミズムー
4.植物体を構成する基本分子 -無限の可能性を秘めた生体物質ー
5.植物機能を担う分子群 -分子の多様性を知る第一歩ー
6.光合成と呼吸 -生命世界を動かす原動力ー
7.代謝系の基本 -すべてを生み出す底力ー
8.細胞増殖と成長・発生 -つねに成長し続ける植物体ー
9.調節系のしくみの基本 -時と場所をわきまえた細胞間のきずなー
10.環境応答 -感度良く着実にー
11.細胞死と分解 -引き際の美学ー
12.テーマ学習(1)-葉緑体を詳しく知るー
13.テーマ学習(2)-植物と人間の関係の新たな可能性に向けてー
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