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星野監督よ、まずはこの本を読みなさい! 2009年の楽天は、知将・野村が持てる力の全てを駆使してパ・リーグ2位に浮上した。チーム初めてのAクラスだったが、野村監督の意に反してブラウンに監督交代した結果、2010年は元の木阿弥の最下位に沈んでしまった。 なぜ野村はできてブラウンはダメだったのか。答えはひとつ。野村にあった野球への確固たる信念、「野球哲学」がブラウンには欠けていたからだろう。 野村の「弱者を勝てる組織にするノウハウ」はプロ野球に限らずチーム、組織作りの真理であり、野村が球界を去って何年たとうとも決して古くなるものではない。 そんな「野村哲学」の集大成である『野村主義ー勝利への執着力』を文庫化。新たに序章を加え、星野楽天の今後にも言及している。「星野監督よ、まずはこの本をお読みなさい。ここには弱小楽天を浮上させるカギがある」 【編集担当からのおすすめ情報】 野村哲学の集大成、『野村主義』の文庫化。新たに文庫版の序章を加筆しボリュームアップ!不本意だった楽天監督退任、ブラウン政権でのチーム失速、さらに星野の楽天についても語る。
レビュー(8件)
毎回勉強になります。
野村克也氏の著書は毎回読ませていただいています。 生まれてから野球選手となり監督になったかなど、内容が重なる所はありますが、新しく発見する所も毎回ありとても勉強になります。
野村節
野村克也氏ほど、心底、野球を探求し続け、記録を残し、そして記憶に残る「野球人」は、あまり見当たらないでしょう。今回も、いつもの「野村節」に大満足であります。