本書は、できるだけ予備知識がなくても読み進めることができるように書かれ、初級読者のために、物質の中での原子や電子の振舞をわかりやすく丁寧に解説している、定評ある教科書・参考書である。2002年に、基礎的な事実と考え方を中心に、新しい事例を盛り込みながら改訂した。
1.物質の凝集機構
1.1 分子の結合力
1.2 結晶の結合力
1.3 液体の結合力
2.格子振動と結晶の熱的性質
2.1 アインシュタインの比熱の式
2.2 波の形で伝わる格子振動
2.3 デバイの比熱の式
2.4 熱伝導
3.金属の自由電子論
3.1 フェルミ・エネルギー
3.2 フェルミ分布と電子比熱
3.3 電子放出
3.4 電気伝導
3.5 熱伝導
3.6 プラズマ振動
4.誘電体
4.1 物質の分極
4.2 局所電場
4.3 誘電分散
4.4 金属の光学的性質
5.常磁性と反磁性
5.1 磁気モーメントの起源
5.2 常磁性磁化率
5.3 常磁性共鳴
5.4 反磁性
6.強磁性体と強誘電体
6.1 強磁性と強誘電性
6.2 ワイス理論
6.3 交換エネルギー
6.4 強誘電体
7.バンド理論
7.1 結晶中の電子の運動
7.2 1次元周期的ポテンシャル中の電子状態
7.3 結晶中の電子の運動方程式
7.4 ブリユアン域
7.5 金属と絶縁体
8.半導体
8.1 固有半導体と不純物半導体
8.2 半導体中の自由キャリアの密度
8.3 半導体の電気伝導
8.4 有効質量,バンド構造
8.5 形成された半導体
9.格子欠陥
9.1 フレンケル欠陥とショットキー欠陥
9.2 転位
10.超伝導
10.1 電気抵抗の消失およびマイスナー効果
10.2 クーパー対とBCS状態
10.3 超伝導状態の波動関数
10.4 ボース粒子
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