- 6
- 4.5
「初学者にちょうどいい解説」が好評の 「漢方相談便利帖」シリーズ第2弾が登場! 医療用・一般用を含め、多種多様な処方が存在する漢方薬。 「どれから覚えたらいいの?」「漢方薬の使い方をもっと知りたい!」 などの声に応えて、初学者が知っておくと役に立つ163処方を 厳選してコンパクトに解説。 漢方専門薬局で漢方相談を受けるかたわら、 年間100本を超える漢方セミナーを開催する著者(薬剤師/漢方アドバイザー)が、 使用者の体質や適応証、構成生薬の働きなどの基本情報に、 類似処方との使い分けや「一言アドバイス」もまじえてわかりやすく紹介します。 【こんな人におすすめ】 ・医師の処方意図をくみ取り、お客様にわかりやすく説明したい薬剤師 ・OTCの漢方薬をおすすめできるようになりたい登録販売者 ・漢方の知識を学びたいその他の専門職 ・漢方に興味がある一般の方……など 1章◆漢方の基本をざっくり解説 ・まずはここから!漢方の用語と基礎知識 ・9つの病態と2つの薬剤性質、病態の特徴と養生法をとらえよう ・病態と薬剤性質から探す漢方薬 ・本書に登場する「証」の一覧 ・性質や薬効ごとに理解する「生薬」 ・本書に登場する「作用」の一覧 ・漢方薬を使うときの注意 2章◆知っていると便利な漢方薬(50音順・163処方) 安中散/胃苓湯/茵蔯蒿湯/茵蔯五苓散/温経湯/温清飲/越婢加朮湯/ 黄耆建中湯/黄芩湯/黄連解毒湯/黄連湯/乙字湯/藿香正気散/葛根湯/ 葛根湯加桔梗石膏/葛根湯加川芎辛夷/加味帰脾湯/加味逍遙散/加味平胃散/ 甘麦大棗湯/……(略)……薏苡仁湯/抑肝散/六君子湯/立効散/竜胆瀉肝湯/ 苓甘姜味辛夏仁湯/苓姜朮甘湯/苓桂朮甘湯/六味丸 コラム ・「神経興奮」のとらえ方について ・発汗解表のタイミングと「麻黄」という生薬 ・混同しやすい「肝鬱」と「気滞」 ・「痺証」は「しびれ」だけではない ・月経異常の分類と改善に適した処方 ・香りのある生薬 ・良い薬なのに使いづらい? 柴胡桂枝乾姜湯 ・気虚の基本処方「四君子湯」の派生を知ろう ・様々な処方に含まれる芍薬甘草湯 ・皮膚病は病態別に分類して対応する ・下痢に用いられる漢方薬の分類 ・下法という治療法 ・お腹の冷えは下半身から? ・利水薬の性質を知って疾患のタイプに応じて使う ・血のトラブルで起こる乾燥とは? ・妊娠中でもおすすめできる当帰芍薬散 ・半夏厚朴湯は「咽中炙臠」がないと使えない? ・出血傾向を漢方薬で正すには? ・弛緩性便秘には補中益気湯の升提作用
レビュー(6件)
漢方初心者にもわかりやすいです
漢方初心者で、いい教材を探している中で見つけました。ひとつひとつの漢方について非常に分かりやすい言葉で解説されており、構成生薬の作用まで記載されています。満足しております。
漢方薬ごとに、構成生薬を分類分けして解説してくれたり、類似薬との相違点を付け加えていたりと、とても勉強になります!
良さげ
Twitterでもお馴染みの卓也先生の著書。きっと実体験が豊富な方だと思うので、内容は現場で即役に立ちそうな感じがしました。自分の頭の中でバラバラになっていた知識が整理されたような気がしました。巻末まとめも便利そうな気がします。
登録販売者の資格を取得したことと、自分が漢方薬との相性がいいため漢方薬に興味が強く購入してみました。 主要な人は網羅され、また、基礎の漢方の考え方から載っているためとてもわかりやすいと思います。 説明もきちんとされており、症に合わせて漢方薬の内容を確認できるのもよかったです。 自分に合ったものを見つけやすいのはとてもありがたいと感じました。 他にもシリーズがあるようなので購入してみたいなとも思いました。
参考になる
漢方は種類も多く奥が深くて、難しいというイメージですが、読みやすく参考になります。現場に置いて時間のある時に店の商品の情報補足に役立てています。