科学の発展を歴史的に追いながら、いかなる分野がどのように国家の暴力装置と連動してきたのか? 本来政治とは無関係だったはずの学問ないし専門的言説が、どうやって政治と接続し、巧妙に利用されていくのか、必読文献を読み解きながら明らかにしていく。
読書案内も充実
▼第1講 序・ダーウィン前夜ー差異と変異を説明する試み
▼第2講 進化論ーダーウィンの位置
▼第3講 絶滅論とキュヴィエ
▼第4講 適者生存と遺伝形質における優劣ースペンサーとメンデル
▼第5講 禁忌と侵犯、あるいは本能と精神医学
▼第6講 国民(Nation)の登場をめぐって
▼第7講 社会の優生学的編成
▼第8講 反ユダヤ主義とシオニズム
▼第9講 科学者と戦争ーフリッツ・ハーバーの仕事
▼第10講 厄介者たちの計画的かつ合理的な処理
▼第11講 ナチスの暴虐とカオスの生成
▼第12講 死の大量生産システムとその意味
▼第13講 殺人の敷居ー戦争は万人を殺人鬼にする?
▼第14講 粛清の嵐とそのなかに開花した徒花
▼第15講 2つの結語ーゲノムとテロル
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