男の合戦を描く『平家物語』には、魅力的な女性も多く登場する。男勝りの武者巴、白拍子祇王、義経の愛妾静、悲劇の女房小督、平家を弔う建礼門院など、彼女らの背後にある歴史事象から、描かれたイメージを読み解く。
巴ー大力の女性の伝説(『平家物語』の巴/巴の出自/女冠者と女騎/大力の女性の伝説/巴の後日談/奥州留守氏の大力伝承/畠山重忠の姉妹/武装による男装と小袖を着る女装/越中国石黒の在地領主と巴伝説/巴の末裔)/補説1 原文と訳で味わう『平家物語』-「巴」/祇王・仏・静ー白拍子の廻国(白拍子の廻国/白拍子微妙の鎌倉への旅/『平家物語』の祇王/近江野洲の祇王伝説/加賀の小松市原の仏伝説/祇女・閉の名前ー長岡京市光林寺/下総葛飾地方の静伝説/侍女琴柱の活躍/奥州留守氏と白拍子/白拍子の二人づれ/静と女人禁制)以下細目略/補説2 原文と訳で味わう『平家物語』-「祇王」/小督ー王権と音楽/建礼門院ー尼の行方/補説3 原文と訳で味わう『平家物語』-「髑髏の尼」/平経正ー僧侶と児男色/補論
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