息子が巣立ったあと、 ぼくの人生にそっと寄り添う 犬は友だち、家族、道しるべ パリ在住の芥川賞作家が描く愛犬・三四郎との日々 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』のその後の物語 ぼくは孤独上等と思って生きているけれど、 犬は彼らにしかないある種の能力で、 そういう意固地な人間の孤独と 思い込む悪い部分を中和させてくれる。 三四郎の存在によって、 孤独の居心地が不意によくなるのだ <目次> はじめまして三四郎 1、2、サンシー、レッツゴー 一人と一匹わんだふるな旅 月の啓示 もうワンステップ 犬がいる暮らし 三四郎についてーーあとがきに代えて
レビュー(6件)
犬を飼っている人には共感するところが沢山あります 三四郎君の写真もありとてもかわいいです すごく愛情をもって育てているんだな 一緒にいる幸せがあふれてます
美しく伝わってくる辻さんの文章はとても読みやすく、すーっと心に入ってきます。初めて犬と暮らした頃を思い出しました。犬と暮らすと迷いも悩みも出てきますが、隠さずに書いてくださっているので「うんうん、そうそう。わかるー」と共感できることがたくさんありました。暖かい本です。楽しい読書時間をありがとうございます。
好きでブログも毎日読んでいます。 とても読みやすかったです。
表紙の絵も素敵
本屋さんで完売だったので購入しました。早々の発送で嬉しかったです。とても読みやすく、写真などもありいいなぁと思いました。
心が温まる幸せになる
辻さんの本は初めてです。 まず手にした瞬間になぜかほんわりいい感じ!とつぶやき、読み始めると始終ニコニコしながら時折はっはと声を上げている自分に気が付きました。 我が家の愛犬もダックスが入っていて辻さんのわんちゃんと性格も似ているな、なんて思いながら読んでいます。 ストーブの前でコーヒーをすすりながら読む心のお供になりました。 辻さんの愛情の深さはご両親からの愛情なのかな、とてもほんわりします。 他の書籍をもっと読んでみたくなりました。 辻さんにもっともっと幸せになって欲しいです。