《目次》
プロローグ
第一章 企業家はどこへ行った?
企業家の不在
「利益もなければ損失も受けない」
フランス人の貢献──セイとカンティヨン
スミスの「資本家兼企業家」
過渡期にあるミルの「企業家」像
「天性の人間の指導者」でもあるマーシャル
不確実性の中にあるケインズ
第二章 シュンペーターの「英雄」
抜きん出ているシュンペーターの「企業家」像
動態を始動させる企業家と補佐役の銀行家
企業家に必要な能力とはなにか
企業家の動機づけとはなにか
組織を重視したマーシャルの企業家
青木昌彦の企業理論
企業家機能の無用化?
第三章 ガルブレイスのテクノストラクチュア
マーシャルの叡知
「テクノストラクチュア」の登場
テクノストラクチュアの動機と誘因
正統派のガルブレイス批判
コースの「取引費用」論からの示唆
「企業家としての国家」
「新しい金融国家」への変貌と市場原理主義の台頭
第四章 ネオ・オーストリアンの挑戦
ミーゼスからカーズナーへ
「諸機会に対して機敏な」者としての企業家
市場プロセスの重視
恩師ミーゼスの慧眼
消費者主権の貫徹
ハイエクの「プロセスとしての競争」
ハイエクのユニークな知識論
「妨害されない市場経済」への信念
反トラスト法批判
企業家の二類型──「受動型」と「創造型」
おもな登場人物
カンティヨンとセイ
シュンペーター
マーシャル
ガルブレイス
ミーゼスとカーズナー
カーズナー
エピローグ
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