海なし県で育った著者が、ふとしたキッカケでヤドカリと出会い、大学4年生のときから修士、博士時代を通じて現在まで、メスをめぐるオス同士の闘争行動にひたすら取り組み続けてきた日常を綴る研究体験記。フィールドで、研究室で、海外の学会での悲喜こもごもが、まるで一緒に体験しているかのように伝わってきます。オールカラー。
第1章 ヤドカリことはじめ
宿を借りる生き物
宿を借りないヤドカリ
ヤドカリ分類学
ヤドカリの体のつくり
ヤドカリの利き手
ヤドカリのオスとメス
ヤドカリ的恋のお作法
ヤドカリの生活環
第2章 研究生活ー0:ヤドカリに出会う
幼小時代
高校時代
[コラム2.1]「宿借り」の「宿捨て」作戦
[Box 2.1]ヤドカリが好む貝殻とはーサイズの問題ー
行動生態学との邂逅
第3章 研究生活ー1:学士〜オス間闘争に出会う
卒業研究のはじまり
[コラム3.1]オスとメス両方の生殖口を持ったヤドカリ
TCS in Tokyo 2009
4年生の後半戦
第4章 研究生活ー2:修士〜“評価”に出会う
卒研論文化までの道のり
[Box 4.1]貝殻闘争shell fight
公開臨海実習@合津,熊本県
[コラム4.1]空き宿がなければつくればいいじゃない!
大鋏脚再生大作戦
修士研究
[Box 4.2]貝殻闘争における評価戦略と評価の指標
第5章 研究生活ー3:博士〜個体識別に出会う
テナガの秋:負けたあいつと知らないあいつ
[Box 5.1]ヤドカリだって個体識別ができる!
ヨモギの春:メスにまつわる悲喜こもごも
D論雑録
ユビナガの冬:下見紀行@和歌山
[コラム5.1]あいつから 奪ったメスには 興味なし
第6章 研究生活ー4:海外経験あれこれ
ニュージーランド滞在記
国際学会ー1@Newcastle-Gateshead, UK
国際学会ー2@Cairns, Australia
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