こうして「日本」は形づくられた!
なぜ、大和は出雲を必要としたのか?
朝日と夕日、太陽と蛇、陸と海、現世と他界ー
天武・持統の大和王権を守る「両端の象徴的霊威」をになうものとして伊勢・出雲をとらえ直し、
日本の起原に鋭く迫る試み。
「神とは何か」という民俗学による理論的分析の視点と、
歴史学による記紀をはじめとする文献研究、
考古学の発見を融合させた、新しい古代探究!
【本書の内容】
第一章 伊勢神宮の創祀
第二章 〈外部〉としての出雲
第三章 祭祀王と鎮魂祭
終 章 〈日本〉誕生への三段階
※本書の原本は、2008年に講談社選書メチエより刊行されました。
レビュー(2件)
学術的な本
2020年2月発行とあったのですが、実際には2009年1月に書かれたものです。講談社学術文庫として文庫本形式にしたのが2020年のようです。そして学術文庫とあるように、表現が難しかったり、古い文献(引用)の意味を解説してくれない箇所もあり、正直読みづらい。内容的に「なるほど」と思う箇所がいくつかあるが、初心者が気軽に読む本ではありません。