初対面の人を、「お近づきのしるしに、ちょっと一杯」と誘う。これは、飲食の場を共にすることで連帯意識の確認をはかる共食文化のあらわれだろう。神と人とが交流する直会の行事にも通じる。日本には古来、人もモノも文化も、新しいものを受け入れては、試してみる精神があった。その湿潤な気候は、本格的なレンガ造りの建築には向かないが、そこでレンガ張りの技法が工夫される。また、舶来のコロッケをヒントにして、精進の雁もどきが創作された。かように自由な企画発想への熱意を示し、日々実行に移していくうち、一種独特で、多層的な文化ができたのだ。日本人に民族の美点を教えてくれた名著の続編!
レビュー(3件)
迅速対応感謝
迅速に対応頂きありがとうございました 早速読書にふけります
歴史学者が江戸を面白く描いています。
知りたい事、確認したかった事が上手に入っています。大分前に書かれているのには、驚かされます。青山さんのぼくらの祖国、百田さんの日本国紀、樋口さんの本と肝心な本に出合えて有り難いです。