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自らにかけられた「二十歳まで生きられない」という呪いを解くため、故郷の長野を離れ、京都で暮らすことになった澪(みお)。 蠱師(まじないし)の親戚が営む下宿屋「くれなゐ荘」に住み、高校に通う毎日だが、邪霊に襲われることも多かった。 ある日澪は、京都へやって来た兄・漣(れん)とともに出かけ、朽ちかけた橋の袂で女がすすり泣く声を聞く。そのとき、川に引き込まれそうになった澪を助けてくれたのは、謎の少年・高良(たから)だったーー。「呪いを解きたいなら、俺を殺せ」と言い続ける彼の正体とは? 古都で繰り広げられる蠱師vs邪霊の攻防は、蠱師たちの相棒である職神(しきがみ)たちを巻き込んで一進一退の展開へ。 澪の淡い恋の行方も気になる、呪術幻想譚シリーズ第二弾。 「後宮の烏」シリーズで大人気の著者による文庫書き下ろし。
レビュー(22件)
本日届きました。いつもながら、梱包がしっかりしていて、安心できました。ありがとうございました。
作家さんが好きで購入しました。怖い描写も多いけどそれぞれの人物の関係が気になってあっという間によみおえちゃいました。