江戸城本丸の大奥にあって、歴代の将軍を支えた女性たち。家康から綱吉に至る成立期の妻妾や女親族、女中たちの日々の暮らしやその役目を探り、全貌を解明する。京都の足利将軍家や朝廷・公家社会とのつながり、給与・勤続年数や奉公後の処遇にも着目しつつ、キャリアの様相を描き、女たちの群像から江戸時代の女性の生きざまを歴史に刻んでいく。
女たちの群像を描くープロローグ/徳川家康をめぐる女たち(後家を愛でる家康/徳川三家(尾張・紀伊・水戸)の母/駿府城大奥の解体)/徳川秀忠をめぐる女たち(御台所浅井江と大奥/御台所の役割と権限/御台所不在の大奥)/徳川家光をめぐる女たち(長女千代と長男家綱の誕生/英勝院と春日の局が去ったあとの大奥/次男綱重と四男綱吉の誕生/家光没後の大奥)/徳川家綱をめぐる女たち(家綱付女中の形成/寛文・延宝期の大奥/生母の増山楽とその親族/家綱から綱吉へ)/もつれあう糸ーエピローグ
レビュー(0件)