実践的なリスクマネジメントをわかりやすく解説した前著『金融工学とリスクマネジメント』から14年。金融を取り巻く環境が激変とともに現在も進行中の規制強化や制度改正の功罪、結果として金融業がどう変わっていくのかを、危機対応の最前線に携わってきた実務家が、いままた「金融工学とリスクマネジメントの視点」で探求する。
第1章 リーマンショックの振り返り
第1節 「サブプライム危機」発生の経緯と背景
第2節 2つの流動性危機と時価会計
第3節 資本政策のジレンマ
第4節 今後の議論に向けて
第2章 CPM(クレジット・ポートフォリオ。マネジメント)の挑戦
第1節 CPMの過去と現在(2010年当時)
第2節 クレジット・マーケット概観
第3節 CPMの未来:抱える課題と将来像(2010年当時からみた将来)
第3章 金融規制の潮流
第1節 バーゼル3序盤戦ー資本の質と流動性規制
第2節 バーゼル3中盤戦ーFRTBとIRRBB
第3節 バーゼル3終盤戦ーRWAのバラツキ問題
第4節 グローバル規制からマルチナショナル規制へ
第5節 コンダクト・リスクへの規制
第6節 AML(アンチ・マネーロンダリング)とFD(フィデューシャリー・デューティー)
第7節 会計(IFRS)とリスク管理
第8節 規制と監督と市場規制のバランス
第4章 銀行ERM(総合リスク管理)
第1節 RAF(リスクアペタイト・フレームワーク)
第2節 ストレステスト
第3節 リスク・カルチャー
第5章 3つのディフェンス・ライン
第1節 3Lines of Defenseモデル
第2節 ガバナンス強化と内部監査
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