ワインレッドのフェアレディZが、富山、長野を駆けめぐった。ロングヘアー、サングラスのシャレた女とイキな青年が、国道に街中に、TOKYOの香りをまきちらした。二人は共同で会社を経営し、ベッドを共にしていた。1980年春、女子行員の死体が発見された。マスコミがどっと二人を囲んだ。二人の企業名が、蒸発事件で浮かんでいたからだ。女は知らぬ、といった。青年には寝耳に水のことだった。次いで女高生が殺され死体が発見された。二つの殺害事件の回りにフェアレティZが目撃され続け、警察が、二人の前に現れた!密やかな女と男の関係が暴きたれられ、愛人関係は一転、敵対関係と化した!-男と女の愛欲の果てを抉る書き下ろし犯罪小説。
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