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北海道、侵攻される!! 深夜ーーーー 稚内と礼文島、 北海道の2つの自衛隊分屯地が、 国籍不明の武装勢力により、急襲・制圧される!! 日本政府は敵をロシアと確定できず、 「防衛出動」を発令できない…!! 官房長官が緊急会見し、地域住民が避難する中、 武装勢力は、無人戦車を繰り出して威嚇!! 対する「いぶき」蕪木艦長の行動は…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 正体不明の特殊部隊が、北海道の2か所の自衛隊分屯地を急襲制圧! その狙いは何か? また、気鋭のロシア研究家・小泉悠氏が、巻末記事で緊急提言! 緊迫の1巻!!
レビュー(16件)
ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
空母いぶきから読んでいます。少し低調な感じ。
かわぐちかいじ氏の著作物が好きで、本シリーズも読み進めています。
礼文島、稚内の基地が同時に制圧された。通信機器の異常や、突然の停電に違和感・危機感を抱けない隊員たち。読者はロシア軍の攻撃であることを分かっているが、作中では正体不明組織による攻撃に、憲法や関係法令により反撃に出られない政治的ジレンマを描く。特殊作戦群が到着するまで、地方の普通科連隊が手出しできない「弱さ」も垣間見える。現実には、制圧された基地内でスティーブン・セガールのような超人は出ないんだよね。戦闘シーンなしの第7集だった。
北海道の2つの自衛隊分屯地である稚内と礼文島にて、深夜に国籍不明の武装勢力によって急襲制圧された。その正体は明らかにロシアと見られたが、宣言しない以上は確定できず、防衛出動を発令できないというジレンマが襲う。現実のウクライナ戦争とリンクし続けるこの作品だが、日本における危機管理について、強く訴えかける稀有な作品。