雪の花
: セルゲイ・コズロフ/オリガ・ファジェーエヴァ/田中友子
もともとは、戯曲の物語「雪の花」の絵本化です。
おおみそか、1年の最後の日、森の動物たちは、もみの木を飾り、新年を迎えます。クマくんがきていないことに気づいて家にいってみると、熱を出して寝込んでいました。「こんなに高い熱だと『雪の花』がなくては助からんよ」と、キツツキ先生にいわれたハリネズミは、どこに咲いているかもわからない「雪の花」を探しに森に駆けだしていきました。
雪の森をどこまでもいくハリネズミ。松の木のおばさんが教えてくれて、森の奥の泉の中にとうとう雪の花を見つけます。ところが、どうやっても花をとることができません……。
美しい冬の森と魅力的なハリネズミをロシアの画家が描き下ろした日本オリジナルの絵本です。
レビュー(5件)
ダンボールから取り出した時、 あれ?訳あり本を買ったっけ? と、思ってしまう傷みがあり 絵本は可愛かったですが とても残念な気持にたりました。 ※レビューを投稿したその後 すぐメールで連絡あり 交換して頂きました。 その点は良かったですが 発行日から期間がたっているからか 交換品もけして良品とはいえないので、 保管方法と、発送時の確認はしっかりと して頂きたいです。 (以前もマンガを購入した時 カバーの内側がおもいっきり折れて いたので…)
人形劇「ひぽぽたあむ」さんのこのお話を観劇し、その流れで絵本を購入しました。 一見、ハリネズミが困難に諦めずに奮闘する自己犠牲の話と思いましたが、劇団の方の話などを聞くうちに「命をかけて使命を果たさなくてもいい。諦めてもいい。生きて帰ってくるのが1番大事。」という話だということが分かりました。 昨今、頑張りすぎから鬱になったり、自死などの話をよく耳にします。 「生きて帰ってくるのが1番大事」を子どもたちにも伝えたいです。
あまりに健気なハリネズミ君
ロシアの児童文学作家セルゲイ・コズロフによる『ハリネズミ君とこぐま君』シリーズの一編。元は人形劇のために書かれた戯曲で日本で出版されるのは初めてだとのことです。 仲良しのこぐま君が高熱を出し、熱を下げるためには伝説の「雪の花」が必要だと知らされたハリネズミ君は1度も見たことのない「雪の花」を探しに夜の森の中を走っていくのですが… 友達思いのハリネズミ君があまりにも健気です。果たして「雪の花」は見つかるのでしょうか。そしてこぐま君の熱は下がるのでしょうか。ハラハラドキドキ、そして心が温かくなる絵本です。