1世紀以上にわたる経営学研究の歴史は、ドイツ経営経済学およびアメリカのマネジメント論から始まり、今日の実証主義的研究に至るまで多様化の一途を辿っている。学問としての体系的統合を幾度となく試みてきた経営学研究は、21世紀の今、テーマの異なる研究間の対話から新たな統合への道筋を見出すことができるのか。本論集では多面的に論究。
巻頭の言(藤井一弘)
第1部 趣旨説明
多面体としての経営学(第10期運営委員会)
第2部 多面体としての経営学
1 数値化する世界ー経営学小考ー(松田 健)
2 対話的経営学史の試み(山縣正幸)
3 プリズムとしての「組織の倫理」(間嶋 崇)
4 仕事のデザインと経営学(高尾義明)
5 組織行動研究におけるリサーチ・プラクティス問題
-学説史的な検討ー(服部泰宏)
第3部 ワークショップ
6 学史研究と実証研究の対話
-経営学史学会は経営学の発展へ向けて何をすべきかー
(上林憲雄/庭本佳子/貴島耕平/磯村和人)
第4部 論 攷
7 有機体の哲学と人間協働
-文明化のプロセスにおける説得と調整ー(村田康常)
8 〈見える化〉の多面性ーその経営学への示唆ー(山下 剛)
9 経営学史における人類学的な組織研究の系譜と展開 (砂川和範)
第5部 文 献
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