とても興味深く読みました。よかったです。,学校の課題で読みました。途中からどんどんハマっていく展開であっという間に読み終えました。,原田マハさんの作品を読むのは多分これが7冊めではないかと思うのですが、どの作品もなにかしら心に残るものがあり、強い印象を残します。 この「生きるぼくら」はストーリーも勿論とても良かったのですが、話の中に出てくる「御射鹿池」のことがずっと頭に残っていたので、昨秋長野を訪れた際に、実際にその場を訪れてみました。 東山魁夷の《緑響く》のモチーフとなった場所ではありますが、訪れたのは11月上旬だったので、作中に描かれた情景とも異なり、今一つ思い描いていた様な景色ではなかったのがちょっぴり残念でした;,原田さんの作品は読みやすい文章で、ページがサクサク捲れます。,人間関係に疲れたら、植物や自然に向き合うのも一つの解決策である、ということを感じさせるストーリーです。また、「おにぎり」っていうのはやはり、日本人のソウルフードなんだなぁ、と・・・。 良くなったり悪くなったりを繰り返しつつ進行していく「認知症」というのも、現代社会における大きな問題であると感じました。
レビュー(785件)
とても興味深く読みました。よかったです。
学校の課題で読みました。途中からどんどんハマっていく展開であっという間に読み終えました。
原田マハさんの作品を読むのは多分これが7冊めではないかと思うのですが、どの作品もなにかしら心に残るものがあり、強い印象を残します。 この「生きるぼくら」はストーリーも勿論とても良かったのですが、話の中に出てくる「御射鹿池」のことがずっと頭に残っていたので、昨秋長野を訪れた際に、実際にその場を訪れてみました。 東山魁夷の《緑響く》のモチーフとなった場所ではありますが、訪れたのは11月上旬だったので、作中に描かれた情景とも異なり、今一つ思い描いていた様な景色ではなかったのがちょっぴり残念でした;
原田さんの作品は読みやすい文章で、ページがサクサク捲れます。
人間関係に疲れたら、植物や自然に向き合うのも一つの解決策である、ということを感じさせるストーリーです。また、「おにぎり」っていうのはやはり、日本人のソウルフードなんだなぁ、と・・・。 良くなったり悪くなったりを繰り返しつつ進行していく「認知症」というのも、現代社会における大きな問題であると感じました。