語用論の基礎を理解する 改訂版
: Gunter Senft/石崎 雅人/野呂 幾久子
言語と思考に関するサピア=ウォーフの仮説に対して,H. H. Clark (1996) は 「言語は第一にコミュニケーションの道具であり,派生的に思考の道具であるにすぎない」と論じている.コミュニケーションのあり方が思考に影響することは 多くのところで指摘されているが,その詳細について語られることは少ない.本書は,現代社会においてますます重要となっている,ことば,コミュニケーション,社会の関係について深く考えるための好著である.
序章
第1章 語用論と哲学
ーわれわれは言語を使用するとき、何を行い、実際に何を意味するのか(言語行為論と会話の含みの理論)-
第2章 語用論と心理学
ー直示指示とジェスチャーー
第3章 語用論と人間行動学
ーコミュニケーション行動の生物学的基盤ー
第4章 語用論とエスノグラフィー
ー言語、文化、認知のインターフェースー
第5章 語用論と社会学
ー日常における社会的相互行為ー
第6章 語用論と政治
ー言語、社会階級、人種と教育、言語イデオロギーー
第7章 語用論の基礎を理解する
ーまとめと展望ー
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