独ソ戦の天王山といわれ、“史上最大の戦車戦”と神話化された『クルスクの戦い』。前作が壮大な挟撃作戦『ツィタデレ』の“下あご”に当たる南部戦区を扱ったのに対し、その続編である本書は“上あご”に相当する北部戦区を取り上げる。これを担当したドイツ中央軍集団は南部戦区よりも少ない兵力で強大なソ連軍に対峙したがー。南部戦区に比べて格段に記録が少ないハンデを乗り越え、中央軍集団隷下のドイツ軍戦車師団すべてを質の揃った写真で紹介。プロパガンダの歪曲を排し、精査された史料でクルスク戦の再検証を試みる。部隊の編制一覧や独ソの兵力損耗数、作戦地図、車両のカラー側面図を挿入。
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