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2023年・前期連続テレビ小説『らんまん』のモデルは、日本の植物学の父、牧野富太郎(主演・神木隆之介)です。 本書では、牧野富太郎の1生涯、2家族や友人、大学の仲間など関係する人物、3出身地の佐川、高知、活躍した東京などの足跡を掲載し、牧野富太郎の人生と生きた時代に迫ります。 「第1章 牧野富太郎の生涯」では、高知県の佐川に生まれ、草木に興味を持った少年が上京し、東大の植物学教室に出入りして活躍する様子を描きます。富太郎の活躍の背後には、家族、友人たち、応援してくれる人がいました。そうした人たちとのかかわりの様子が見えてきます。 「第2章 牧野富太郎をとりまく人々」では、そうした人々について、詳しく紹介していきます。 そして「第3章 牧野富太郎の足跡案内」では、牧野富太郎ゆかりの地を紹介します。本書を片手に、訪れてみてはいかがでしょうか。
レビュー(7件)
面白く読ませていただきました。いろいろ知ることが出来ました。
同じ分野で能力が秀でている人は、どうしても嫉妬に会いますね~。人間社会は情けないです。〇〇大学~くそったれ~ですね。普通の会社でも同じようなことがあるのですが、普通はポンコツの方がいいのでしょうかね?
おすすめ
著者の牧野富太郎博士への愛を感じました。 牧野博士をとりまく人々のこともよく調べておられると思います。
もうすぐ朝ドラ「らんまん」が始まるので、その主人公をモデルにしたというこちらの本を買ってみました。おしゃれな表紙の絵に惹かれて多くの彼関連の本があるなかでこちらを手に取りました。ちなみに主人公については全く知りませんでした。事前知識全くなしで読みました。 160ページほどあるので読めるかな、と思ったのですが、細かく章で区切られているのであまり本を読んでいない私でもとっても読みやすかったです。わかりやすく章ごとにタイトルがついているのがよかったです。さしえもアクセントになっていて良かったです。 第一章は彼の生涯について書かれています。小さな時から何かに夢中になれるって本当にうらやましいな、と思いましたし、何かのマニアというのはいつか素晴らしい才能を開花するものですよね。 第二章は彼を取り巻く関係者や家族について書かれています。昭和天皇とも深いかかわりがあったのですね。 第三章ではゆかりの地について書かれています。機会があったらぜひとも訪れてみたいな、と思いました。 ちなみに読みやすかったので、家族も一緒に朝ドラを見ているので勧めてみようと思いました。