本書ではまず、サービス向上、病院改革に取り組んだ5人の看護管理者の実践例を紹介している。急性期病院、慢性期病院、精神病院等と病院のタイプは様々である。何より看護婦確保に苦労した時代、収支の改善を強く意識せざるを得ない最近など、時代背景の違いや個々の経営事情の違いもある。しかし、これらの違いを超えて、共通する成功のポイントがある。それらを、顧客の視点を中心に据えた企業で活躍するビジネスマンの目でレビューしている。なお、5人の看護管理者の実践については、どの事例もそれぞれの筆者の自分史を交えて語られており、看護管理への取り組みは自分自身がどう生きるかという問題でもあったということが理解できる。
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