『源氏物語』の作者として誰もがその名前を知っている紫式部。
彼女はいつ生まれていつ亡くなったのか、その生涯はどういうものであったのか、どのような性格で、どのような考えを持っていた人であったのか…。
『源氏物語』、『紫式部日記』、『紫式部集』などを中心に、系図や当時の記録類、交友関係や周囲の人々との交流などを参考にして、これまで具体的に明らかになっていなかった、紫式部の生涯と人間像を解明する。また、『源氏物語』を読む上で、知っておくとより物語が楽しめる、10のエッセンスも紹介。
平安文学研究・源氏物語研究の第一人者が、紫式部と源氏物語の魅力を余すところなく伝える。2024年大河ドラマをより楽しむための必携の一書!
はじめに
第1部 深掘り!紫式部
[1]…従来の紫式部像
[2]…学才に対する自負
[3]…家系と家庭環境
[4]…娘時代の体験と性格
[5]…恋愛・結婚・出産・死別
[6]…具平親王家出仕の可能性
[7]…初出仕と伺候名
[8]…宮仕え生活と『源氏物語』
[9]…紫式部の思考と性格
第2部 深掘り!源氏物語
[1]…「桐壺」の巻は初めの巻?
[2]…「かざり」とは?
[3]…登場人物の消滅と再生
[4]…『源氏物語』の短文表現
[5]…『源氏物語』の遡及表現
[6]…草子地の諸相
[7]…『源氏物語』と貴族の生活習慣
[8]…『源氏物語』の擬作の巻々
[9]…古物語の型と『源氏物語』
[10]…古物語の合成発展ー短編から長編へー
紫式部年表
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