「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」--栄華をきわめた人物の知られざる実像に迫る!
平安貴族の過酷な政務とは? 下級官人、女官たちの人心を掌握する術とは? 物忌、穢、怪異、怨霊といかに向き合ったか?
権力者が綴った世界最古の自筆日記から、その日常や内面を探り、平安という時代の精神を読む一冊。
序 章 道長と『御堂関白記』
1 道長の略歴/2 『御堂関白記』とは
第一章 道長の感情表現
第二章 道長の宮廷生活
1 人事と政務/2 儀式について/3 贈与と貸与/4 国際関係
第三章 道長と家族
1 入内する姫たち/2 二人の妻と子女たち
第四章 道長の空間
1 内裏/2 邸第と別業/3 寺社
第五章 京都という町
1 災害/2 京都事件簿
第六章 道長の精神世界
1 信仰/2 夢想/3 物忌と触穢/4 怪異/5 物怪と怨霊/6 病悩と治療/7 出家・死・葬送
おわりに 道長の実像
レビュー(20件)
2024年大河ドラマが紫式部が主人公なので、その効果で紫式部や藤原道長関連の書籍がたくさん出ていますね。御堂関白記がユネスコの記憶遺産登録申請の際に推薦文を書いた倉本さんの著作です。過去に別の本で読んだ内容もありましたが、それを踏まえても、とても面白く読めました。
読みたくて探していました。
卒論を書くための資料として購入しました。
この世をば
藤原氏の全盛期を生きた藤原道長には非常に興味があるので、迷わず購入に踏み切りました。