小口不動産投資物件として売り出された巨大賃貸マンションのカレッジタウン八王子。運用会社が倒産し、暴力団会社が乗っ取ろうとした。全国に散在する約四五〇人の所有者は統一管理組合をつくるにも苦労する。五つの裁判でようやく自主管理の権利を奪い返した。管理組合は管理と賃貸運用を軌道に乗せるため、前代未聞の賃料プール制をとった。ホールを活用する文化活動、長期修繕の自主計画、グランドピアノを弾ける防音室の考案、二室一体化への挑戦…。時代のニーズに応えるとりくみは、いまやマンション管理・運営の先端をいく。七一五戸の契約率は毎年九三%を超える。たたかいの歴史と独創的な発想、数々のノウハウを克明につづったドキュメンタリー。
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