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算数や国語の学力、粘り強さ、自己制御力、思いやり……、生まれた瞬間から最初の数年間に、親や保育者が子どもとどれだけ「話したか」ですべてが決まる。日本の子育て、保育が抱える課題とその解決策を、科学的な裏づけと著者自身の具体的な実践から示した書。 第1章 つながり:小児人工内耳外科医が社会科学者になったわけ 第2章 ハートとリズリー:保護者の話し言葉をめぐる先駆者 第3章 脳の可塑性:脳科学革命の波に乗る 第4章 保護者が話す言葉、そのパワー:言葉から始めて、人生全体の見通しへ 第5章 3つのT:脳が十分に発達するための基礎を用意する パート1:科学から実践へ パート2:「3つのT」の実際 第6章 社会に及ぼす影響:脳の可塑性の科学は私たちをどこへ導くのか 第7章 「3000万語」を伝え、広げていく:次のステップ エピローグ 岸に立つ傍観者であることをやめる 解説 子どもの言葉を育む環境づくり(高山静子) 訳者あとがき(掛札逸美)
レビュー(46件)
内容が濃密なので、ゆっくり読み進めています。
話しかけることは大切とは分かってはいたものの、本書を読んで、話しかけることをするとしないとではどう違うのか?が明確になり、改めてその大切さを知ることができました。現在息子は11ヶ月、できれば出産する前に読んでおきたかった…と少し後悔。が、今日からでもたくさん話していこうと、育児を前向きに考えるきっかけを作ってくれたとても素敵な1冊です。妊娠中の方に特におすすめしたいです!
妊娠中に読みました。知っているだけで意識が変わるので、ぜひ多くの方に読んでほしい本です。
内容は深く、まだ途中です。解説が読みやすかったため、先に読みました。わかりやすく、現代の子育ての課題に触れることができました。少しずつ本編を読み進めていきたいと思います。
思ってたより字が小さい!笑 でも書いてあることはなるほど納得することばかりでした。 1歳の娘にたくさん話しかけようと思います。