- 8
- 3.4
このままでは日本は米中の「グローバリズム植民地」になってしまう!! コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻を経ても 他の主要国が成長し続けている中、 日本だけが経済規模を縮小させています。 この原因こそ、我が国独特の思想である「反成長」と「平和主義」にあります。 これら2つの思想が、これまで行われてきた新自由主義的な政策や 近年高まりつつある環境保護を訴える運動と重なり、 日本の国力が著しく低下することとなりました。 一方、成長なき国をアメリカが守る理由はもはやなくなり、 中国との間で緊張が高まり続ける尖閣諸島などで有事が起きても、 そのまま明け渡すことになりかねません。 本書は、現在日本がおかれている状況を、 元内閣官房参与が過去の植民地事例を交えながら 丁寧に解説します。
レビュー(8件)
こんな日本を子どもたちにわたすのか
今の日本は,法とカネによって事実上米国の植民地のような状態にある。 さらにこのままでは中国との二重植民地になる…。 こんな未来を子どもたちに渡さないためには,日本人の心にやどる平和主義そのものを見直す必要があるとの主張。まことにもっともだと思う。
これ以上何がある?!
私も、全くもって同じ分析です。どうか、「日本」を心底「誇り」に思う方々、是非、この本を読んでみてください。何より大切な「日本の国体」を、しっかり見つめながら、他国による実質占拠の「構造(シナリオ)」を、的確に指摘しています。