令和ヤクザ解体新書 〜極道記者が忘れえぬ28人の証言〜
現代アウトローの実像を浮き彫りにした衝撃ノンフィクション
暴対法、分裂抗争、暴力団排除、コロナ禍……
「これくらい世の中が変わってくれた方が、まだ食うていける。これがワシらの実情や」
新型コロナウイルス感染症は全世界に深刻な影響を与えた。東京五輪を延期した日本は国難に直面していると言っていいだろう。しかし、某二次団体幹部によれば、この国難はヤクザに生きる糧を与えてくれる一筋の光明となっている。逆説的に言えば、現代ヤクザは反社会的勢力と位置付けられ、国難が希望に映るほど追い込まれている。
この30年間で暴対法が5度にわたって改正され、そのたびに規制が追加された。シノギ、抗争、組織運営、どの面においても司直の追及を受けることになった。そして、10年前に全国で施行された暴力団排除条例によって、一般社会との断絶が進み、いよいよヤクザは存亡の危機に瀕している。本書は2021年現在、令和ヤクザたちの実情を綴った記録である。(「序章」より抜粋)
■目次
第一章 現代ヤクザの処世術
第二章 加入と脱退に見る当世極道事情
第三章 ヤクザの家族
第四章 事件の裏で蠢くヤクザ
第五章 生き方としてのヤクザ
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