【POD】レーニンよさらば!:新たな社会民主主義を!自由・共生・非暴力!
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ーエンゲルスともレーニンとも峻別されたマルクスの思想には、人類の未来があるー
ソ連型社会主義体制の崩壊以降、社会主義やマルクス主義は思想の歴史の遺物と見做され、顧みられることはなくなった。しかし競争原理に至上の価値を見いだす新自由主義の思想は、経済のグローバル化と共に過剰な競争や格差の拡大、自己責任の名の下に切り捨てられる弱者を生みだし続け、その矛盾は人類の生存環境にまで及ぼうとしているーー資本主義を超克する新たな思想としてマルクスの遺産に回帰し、本来のマルクスの思想から立ち現れる「共同性」をキーワードとする新たな社会主義思想の創生を目指した論考集。
[目次]
はじめに──共同性の思想を求めて
第1編 「マルクス」
第一章 カール・マルクス(1818〜1883)の生い立ちから青年期
第二章 社会主義と共産主義
第三章 マルクス主義は科学的社会主義か?
資料1 ユートピア的社会主義思想について
資料2 唯物論的歴史観(唯物史観または史的唯物論)について
第四章 マルクスと自由
資料3
第五章 マルクスと個人
第六章 平等と多様性
第七章 『資本論』と弁証法
第八章 資本主義社会とはどのような社会か
第九章 剰余価値はいかにして生み出されるか ──労働力・労働・剰余労働・搾取──
第十章 パリ・コミューン(1871年3月〜1871年5月) ──パリ・コミューンからマルクスは何を学びとったか──
資料4 パリ・コミューンの性格と階級的構成
第十一章 プロレタリアート独裁とマルクス
第十二章 「アソシエーション」というマルクスの概念 ──未来社会の組織論のキーワード
第十三章 過渡期の政治・経済に関するマルクスの構想とその変遷 「生産手段の私的所有の廃止」から「労働の解放」へ
第十四章 未来社会(共産主義社会)に関する構想──概略
資料5 未来社会像に関連するマルクスの文献
第2編 「レーニン」
第一章 レーニン(1870〜1924)前半生の略歴
資料6 「ボリシェヴィキ」、「メンシェヴィキ」、「エスエル」とは
第二章 1905年のロシア革命(第1次ロシア革命)
資料7 ソヴィエトとは
第三章 第1次世界大戦と1917年のロシア革命
第四章 1905年の革命〜1917年2月革命 レーニン2段階革命論の矛盾
第五章 1917年2月革命は女性たちの叫びで始まった
第六章 1917年10月のロシア革命とは どのような革命だったのか
第七章 ロシア革命と農民革命
第八章 マフノの反乱
第九章 クロンシュタットの反乱(1921年2月28日〜3月18日)
第十章 レーニンの国家論・革命論・プロレタリア独裁論
資料8
第十一章 レーニンの「自由」と「平等」に関する考え
第十二章 パリ・コミューンについてのレーニンの誤った理解
第十三章 「旧ソ連」とは何だったのか?
第十四章 ノーメンクラトゥーラ
第十五章 スターリン主義とその根源
第十六章 ソ連はどのように崩壊したのか
第3編 「非暴力主義による社会変革と新たな社会民主主義を!」
第一章 社会変革と暴力 ──非暴力直接行動あるいは非暴力不服従
第二章 新たな社会主義の創生を
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
地球環境やエネルギー、食料、貧困など人類が現在直面している多くの問題を考えるとき、そこには必ずといって良いほど資本主義の矛盾が顔を覗かせます。資本主義がダメだから社会主義をやる、というのではなく、マルクスの理想や描いた世界を理解したうえで、私たちの生きる世界にそれらをどう活かしていくかを考える必要があるのだと、本書を読んで改めて思います。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
平岩 章好(ひらいわ・あきよし)
1936年生まれ
1961年 新潟大学医学部卒業
1962〜67年 東京大学医学部附属病院分院内科にて臨床研修
その後東京都内の医療機関にて内科医として診療に従事
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