「作者名を知らなくても、絵を見ればわかる」それがマッギニスである。「007シリーズ」「ティファニーで朝食を」……をはじめとする数々の映画ポスターを手がけ、「カバーが本を売る」といわれるペーパーバック市場で、1000冊を越えるカバーを描いている。70年間、現役を続けているだけでなく、第一線で活躍しているイラストレーター界のカリスマなのだ。彼の描くセクシーで魅力的な女性は〈マッギニス・ウーマン〉と呼ばれ、色彩感覚、構図、画力ともに若手の追随を許さない。若き日にディズニーの実習生としてアニメーションを学んだマッギニスは、カートゥーンにも抜群の才能を見せる一方、アメリカの西部絵や風景画などの絵画作品にも実力を発揮する。マッギニスの〈ベストヒット〉から〈秘蔵作品〉までバランスよく収録した本邦初の作品集は、見る者を感嘆させるばかりでなく、イラストレーターやデザイナーの参考資料としても十分役立つだろう。
はじめに
インタビュー ── ロバート・マッギニス
60年に及ぶ装画人生
探偵小説
ジャンルをまたいで
犯罪とスパイ
ロマンス小説の隆盛
歴史小説の表紙が物議を
ハード・ケース・クライム
映画
ビッグトレイル
雑誌イラストレーション
サタデー・イブニング・ポスト
男性雑誌
グッド・ハウスキーピング
ガイドポスツ
ナショナル ジオグラフィック
絵画作品
マッギニスの描く西部
風景画
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