「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている。アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行ったーー功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証。歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。
はじめに
第一章 ナチズムとは?
第二章 ヒトラーはいかにして権力を握ったのか?
第三章 ドイツ人は熱狂的にナチ体制を支持していたのか?
第四章 経済回復はナチスのおかげ?
第五章 ナチスは労働者の味方だったのか?
第六章 手厚い家族支援?
第七章 先進的な環境保護政策?
第八章 健康帝国ナチス?
おわりに
ブックガイド
レビュー(106件)
善政疑惑を論破
岩波ブックレットはやはり読みやすい。 ひとつひとつナチスのやった善政と考えられるところを論破していく形になる。
過去と現代を考えるのに……!
本書「イスラエルvsユダヤ人」(=明石書店)と併読しする事を個人的にお勧めしたい一冊です。 読感は、個人よって其れぞれだと思いますが……!
内容はともかく、決してそんなに大きくはない本に上下二段に分けて記載されていて字が小さく、こういう話題に興味を抱く高齢者には読みにくいかもしれません。