本書は、「経営組織論は複雑すぎてよくわからない」や「経営組織論の最新の理論は何?」という学生や院生に向け、気鋭の研究者がその領域の先端の研究内容を紹介している。経営組織論のメソドロジー、イノベーション論、社会問題、クリティカルマネジメントスタディ、ジェンダー、社会物質性、リアリティショック、キャリアマネジメント、トップマネジメントチーム、組織学習、PBLと拡張的学習、表象など近年の経営組織論でよくとりあげられるトピックスが詰まった一冊となっている。
第1章 意味と価値の世界としての組織(高橋正泰)
第一部 近年の組織研究の潮流
第2章 保守的で適応的な企業変革の思想についての初期的な考察(宇田川元一)
第3章 危機的状況下における組織のアイデンティティ変容ー豊島事件の政治プロセスを踏まえてー(木全 晃)
第4章 ワーク・アイデンティティの社会物質性(伊藤真一)
第5章 クリティカル・マネジメント研究とジェンダー(中村暁子)
第二部 組織におけるヒトの問題
第6章 新規参入者の組織社会化過程における職場の社会的サポートと役割成果(竹内倫和)
第7章 日本における自律型キャリア意識の現状(鄭 有希)
第8章 経営幹部におけるダイバーシティが与える影響はどのように説明されてきたのかー既存研究のレビューと今後の展望ー(谷川智彦)
第三部 さまざまな組織研究の視点
第9章 意味の学習としての組織研究パースペクティブ(鈴村美代子)
第10章 組織学習と「遊び」(寺本直城)
第11章 既存の学習論の限界とプロジェクトベースドラーニングの有効性ー拡張的学習の視点からー(岡田天太)
第12章 経営戦略のコミュニティ・ベースト・アプローチ(星 和樹)
第13章 表象と組織研究(高木俊雄)
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