チョーサー巡礼 : 古典の遺産と中世の新しい息吹きに導かれて
チョーサーは、いかにしてイギリス最高峰の詩人になったのかーーヨーロッパ各国の中世文学はもとより、政治や社会、美術や音楽など、さまざまな分野の探索の成果を道しるべに、チョーサーの人格形成から文学的成熟、そして『カンタベリ物語』にいたる道筋をたどる。
第1部 チョーサーと『カンタベリ物語』
1. チョーサーの生涯
2. 『カンタベリ物語』の写本と初期刊本
3. チョーサーの英語
第2部 チョーサーとヨーロッパ文学
4. チョーサーと中世ヨーロッパ文学伝統
5. 中世ラテン文学とジェフリー・チョーサー
6. チョーサーと「フランス文学の伝統」
7. 中世フランス文学ークリスティーヌ・ド・ピザンとシャルル・ドルレアンー
8. アングロ・ノルマン文学
9. 中世イタリア俗語文学とジェフリー・チョーサー
10. 「耐える女」の表象─ボッカッチョの『テセイダ』と『デカメロン』第10日第10話─
第3部 チョーサーの時代と文化
11. 歴史・時代背景
12. 14世紀西ヨーロッパの美術作品に見られる“近代性”-自然描写と世俗性ー
13. 中世の音楽
14. チョーサー関連年表
15. 文献表
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