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人は、自分の悲しみのために涙する。陽子(ようこ)は、慶国(けいこく)の王として玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に、苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者(さんだつしゃ)に殺され、公主の平穏な暮らしを失くし哭(な)いていた。そして鈴(すず)は、蓬莱から流され辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ、蔑まれて泣いていた。それぞれの苦難(くるしみ)を負う少女たちは、幸福(しあわせ)を信じて歩き出すのだが──。
人は、自分の悲しみのために涙する。陽子(ようこ)は、慶国(けいこく)の王として玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に、苦悩していた。祥瓊(しょうけい)は、芳国(ほうこく)国王である父が簒奪者(さんだつしゃ)に殺され、公主の平穏な暮らしを失くし哭(な)いていた。そして鈴(すず)は、蓬莱から流され辿り着いた才国(さいこく)で、苦行を強いられ、蔑まれて泣いていた。それぞれの苦難(くるしみ)を負う少女たちは、幸福(しあわせ)を信じて歩き出すのだが──。
レビュー(248件)
不良品が届いた
表紙に折れが到着時よりありました。 返品、交換対応を宜しくお願い致します。
満足
評判通りのワクワクする物語です。気に入っています。
昔、この物語が出た時に読んだ時には、「鬱陶しいな、ウダウダと自分の境遇に文句ばかり言ってる娘たちが」という印象が強く、あまりいい印象がない作品だったのですが、時を経て読み直してみたら大変面白く、キャラたちの心情や、また変化していくだろう過程も楽しみに読みすすめられました。下巻が楽しみです。
プレゼント
十二国記ファンの妻へのプレゼントとして、7冊まとめ買いをした次第です。大満足であります。
やっぱり凄い…
友人がとてもハマっていた。好きなカテゴリーだったけれど、学校の図書室が改装のため2年近く使えず、市の図書館は遠くて、買うにはおこずかいが足りない中学生時代。大人になったら買おうと思いつつ、育児に仕事にドタバタで活字離れ…。 10月に新刊が出るとの情報を得て、大人買いしました! 情報量多くて読むのは時間かかる…。 けれど、年数が経ってもこの作品は古びる事無く、著者の才能に感心するばかりです。大人になって読むのは、また理解が深まり良いものですね! 何度も読む人が多い理由がわかる気がします。 楽俊……素敵すぎます。