コミック化の新聞広告を見て知りました。 どうせなら原作を読みたいと購入したものの、亡くなる年に書かれた日記かと思うと初めから辛い気持。 ものを考えない幼稚な大学生、大卒資格を得るためだけの大学は不要だと思います。 が、若く不安定な時期に、あまりに内省的で自己に厳しいと、今度は死に追い詰められてしまうのだろうかと思わされました。 労働運動や大学闘争に関わり、孤立しがちになり、家族とも決裂。母親が「好きなことをしなさい」と認めてくれた月に亡くなるというのは本当に悲しい。 いつもは男の子のような格好をして、最後は母親に買ってもらったワンピースを着ていたとかで本当は甘えたかったのでは、家に帰りたかったのではないかと勝手に思い痛ましくなりました。 傍から見れば大変恵まれており、家族とも仲良くて、本来なら思い詰める要因はなさそうです。 権力に対しどうにもならない無力さを感じ、自ら孤立していき不安定になり、仕送りに頼るのを止めてバイトで無理したり、失恋したりで一気にうつ気味になったのでしょうか。 なぜ自殺したのか結局のところ日記があってさえ分からない。キャッチコピーに「青春のバイブル」とありますが、どうすれば自殺に追い詰められなくて済んだのか。自殺は今も社会問題。そちらが気になりました。,時代が過ぎ去ってもこの「作品」の心は、錆びないような気がします。,30年ほど前のベストセラー。私が読んだのは二十歳くらいの頃、久しぶりに読み返してみた。この本は個人の日記をそのまま出版したものである。作者は日記の最後のページを記したあと、自らの死を選んだ。私はここには、内容も感想も書かないことにしよう。未読の方は読んでみるといい。あなたは何を思うだろう。,私が、大学時代に読んだ本です。 そのときものすごい衝撃を受けました。 自分は、こんなに人生について考えていなかったって、 引越しの際に、古本屋さんに売ってしまったので、手元に置いときたくまた、読んでみたくて購入しました。 大学生は、一度読んでみるといいと思います。,生きるということを再確認させてくれる。時代背景もあってちょっと重い内容もあるが、フツーの女の子の日記でもある。
レビュー(174件)
どうすれば死ななくて済んだのだろう
コミック化の新聞広告を見て知りました。 どうせなら原作を読みたいと購入したものの、亡くなる年に書かれた日記かと思うと初めから辛い気持。 ものを考えない幼稚な大学生、大卒資格を得るためだけの大学は不要だと思います。 が、若く不安定な時期に、あまりに内省的で自己に厳しいと、今度は死に追い詰められてしまうのだろうかと思わされました。 労働運動や大学闘争に関わり、孤立しがちになり、家族とも決裂。母親が「好きなことをしなさい」と認めてくれた月に亡くなるというのは本当に悲しい。 いつもは男の子のような格好をして、最後は母親に買ってもらったワンピースを着ていたとかで本当は甘えたかったのでは、家に帰りたかったのではないかと勝手に思い痛ましくなりました。 傍から見れば大変恵まれており、家族とも仲良くて、本来なら思い詰める要因はなさそうです。 権力に対しどうにもならない無力さを感じ、自ら孤立していき不安定になり、仕送りに頼るのを止めてバイトで無理したり、失恋したりで一気にうつ気味になったのでしょうか。 なぜ自殺したのか結局のところ日記があってさえ分からない。キャッチコピーに「青春のバイブル」とありますが、どうすれば自殺に追い詰められなくて済んだのか。自殺は今も社会問題。そちらが気になりました。
時代が・・
時代が過ぎ去ってもこの「作品」の心は、錆びないような気がします。
限りなき思索のために
30年ほど前のベストセラー。私が読んだのは二十歳くらいの頃、久しぶりに読み返してみた。この本は個人の日記をそのまま出版したものである。作者は日記の最後のページを記したあと、自らの死を選んだ。私はここには、内容も感想も書かないことにしよう。未読の方は読んでみるといい。あなたは何を思うだろう。
私が、大学時代に読んだ本です。 そのときものすごい衝撃を受けました。 自分は、こんなに人生について考えていなかったって、 引越しの際に、古本屋さんに売ってしまったので、手元に置いときたくまた、読んでみたくて購入しました。 大学生は、一度読んでみるといいと思います。
生きるということを再確認させてくれる。時代背景もあってちょっと重い内容もあるが、フツーの女の子の日記でもある。