藤十郎とともに京へ戻ったせつな。しかし、第八警邏隊には療養を終えた隊士・本条がいて、あやかしだと見破られてしまう。屯所を追われたせつなは、親戚の都子のもとに身を寄せることとなる。
せつなと藤十郎は密かに逢瀬を重ねるが、都子は離縁すべきだと言い出す。別の男性に嫁がせようと画策する都子に追い詰められる中、せつなは彼女の抱える秘密に気づく。--それは京をも揺るがす悲しい事件の始まりだった。
そして、せつなと藤十郎にも最大の危機が訪れる。二人が選ぶ未来はーー。
第一章 懐かしい人と土地と
第二章 咲宮家での暮らし
第三章 ふたりの秘密
第四章 突然の別れ
第五章 望まない結末
第六章 人とあやかしの世
レビュー(3件)
せつなの従姉の都子さんと睦朗の事は切なかった。 せつなは初めて父親の天狐に会ったけれど、軽〜い感じの天狐で気が緩んでしまった。 藤十郎が記憶喪失になったり、せつなの狐耳が出たままでどうなるのか…と心配したけれど、無事戻って良かった。 ラストは都で生活するあやかしも出て来て、微笑ましい。