カネと芸術は、いかに両立しうるか?
実は利益の少ないコンサート、助成金頼みのオーケストラ運営、音大卒でも少ない業界の受け皿。今、曲がり角に立つ日本のクラシック音楽。それでも、なぜクラシックは日本で必要なのか?いかに存続しうるのか?考えるヒントは歴史にある!明治の黎明期の明治期から「世界のオザワ」の戦後まで、日本で「興行」としていかにクラシックが発展してきたかを鮮やかに活写。本場の欧州やアメリカ、アジアの文化的土壌や音楽ビジネスとの比較を踏まえ、これからの日本のクラシックが進むべきビジョンを考える。
レビュー(4件)
期待はずれ
「なぜ日本でクラシック音楽が…」という問いかけに明確な答えを指し示すことなく、すでに知られた歴史を並べている。 日本でクラシック音楽を普及させるには何にが必要かについても、既に取り組んでいるホールやアーティストの事例が多く存在するにもかかわらず、無かったかのように詳細なデータを用いず個人的感想を述べるに留まっている。 読後の感想しては本書に対する疑問やモヤモヤ感が残るものだった。