じわじわとくる 言葉は少ないがいろんか想像力が働く本です。,もう何年もこの本の購入を迷って、やっと購入しました。子供たちも大きくなったので、自分用に購入。内容が良いので何度も読み返しています。,子を持つ親としてこの絵本を初めて読みました。 木は、少年のことをどんなに成長して大人になっても、「ぼうや」と呼び、私に登って遊びなさいと誘います。 お互いのことが一番大好きで、一番必要とされていた「ぼうや」だった頃に依存しているような 盲目的で一方的な愛し方…少年はどんどん成長しているのに。 少年はひたすら与えられ続けても満たされた様子は見られません。 青年になってから笑顔はありません。それはなぜか。 無償の愛とか、母の愛の偉大さ、とかそんな感想ばかり聞いていたので 心温まるようなお話を勝手に想像していたのだけど そんな単純なものではありませんでした。 明らかな皮肉が込められたもっと重く心に刺さる作品でした。 親が子を思う気持ちは愛に違いないけど、私の愛し方は…大丈夫だろうか。 この絵本を教訓に、我が子の「今」をしっかり見つめて子育てしようと思いました。,子供の頃読んでからずっと好きで、いつか子供ができたら買おうと思っていた本の一つ。 クリスマスプレゼントの一つに購入しました。,小学校の時に読んで、子供の立場で読んでいました。50歳過ぎて、再度読んでみました。今度は、木の立場で読んでいました。
レビュー(167件)
じわじわとくる 言葉は少ないがいろんか想像力が働く本です。
もう何年もこの本の購入を迷って、やっと購入しました。子供たちも大きくなったので、自分用に購入。内容が良いので何度も読み返しています。
綺麗なだけではないお話。
子を持つ親としてこの絵本を初めて読みました。 木は、少年のことをどんなに成長して大人になっても、「ぼうや」と呼び、私に登って遊びなさいと誘います。 お互いのことが一番大好きで、一番必要とされていた「ぼうや」だった頃に依存しているような 盲目的で一方的な愛し方…少年はどんどん成長しているのに。 少年はひたすら与えられ続けても満たされた様子は見られません。 青年になってから笑顔はありません。それはなぜか。 無償の愛とか、母の愛の偉大さ、とかそんな感想ばかり聞いていたので 心温まるようなお話を勝手に想像していたのだけど そんな単純なものではありませんでした。 明らかな皮肉が込められたもっと重く心に刺さる作品でした。 親が子を思う気持ちは愛に違いないけど、私の愛し方は…大丈夫だろうか。 この絵本を教訓に、我が子の「今」をしっかり見つめて子育てしようと思いました。
子供の頃読んでからずっと好きで、いつか子供ができたら買おうと思っていた本の一つ。 クリスマスプレゼントの一つに購入しました。
小学校の時に読んで、子供の立場で読んでいました。50歳過ぎて、再度読んでみました。今度は、木の立場で読んでいました。