漆を使った本格的な金継ぎのやり方を初心者の方でも理解できるようにやさしく紹介していきます。接着にはエポキシやボンドなどの接着剤はいっさい使用せず、漆を使用し、食器などでも安心して使えるものとなります。金継ぎをする器の作例には、磁器の器のほか、いろいろな産地の陶器で特徴を持った器を選んで紹介します。実際に金継ぎをしたいと思った器に合った金継ぎの方法を選べるはずです。また、Q&Aの項を設け、作業的な疑問や金継ぎを施した器の扱い方など、多角的に紹介します。
■目次
1章 金継ぎの基礎知識
2章 漆の調合
3章 金継ぎの実践(基本編)
4章 金継ぎの実践(応用編)
5章 素地別、金継ぎのコツ
6章 金継ぎの装飾
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1章 金継ぎの基礎知識
金継ぎとは
漆の不思議
器の破損とその呼び方
仕上げの装飾
金継ぎの材料
金継ぎの道具
破損別 工程別 早見チャート
2章 漆の調合
「固め」用の漆
「接着」用の漆(麦漆)
「成形」用の漆
「埋め」用の漆
「下地」用の漆(錆漆)
「塗り」用の漆
3章 金継ぎの実践(基本編)
素地の準備「洗い」
「ひび」を見極める
「にゅう」を繕う(長石釉の湯呑)
「割れ」を繕う(マグカップ・れんげ)
「ほつれ」を繕う(越前湯呑)
「欠け」を繕う<1>(粉引の片口)
「欠け」を繕う<2>(染付輪花鉢)
4章 金継ぎの実践(応用編)
「欠け」と「にゅう」を繕う(粉引のどら鉢)
「割れ」と「にゅう」を繕う(向日葵のジョッキ)
「割れ」と「欠け」を繕う(赤楽茶碗)
「輪花」の造形(染付輪花鉢)
5章 素地別、金継ぎのコツ
「磁器」を繕う(染付そば猪口)
「楽焼き」を繕う(赤楽茶碗)
「白い土もの」を繕う(銀彩色絵のカップ)
「上絵の作品」を繕う(赤絵のぐい吞ほか)
6章 金継ぎの装飾
「金粉」を蒔く(浅野陽の大碗)
「銀粉」「錫粉」を蒔く(れんげ・赤絵のぐい吞ほか)
「色漆」で仕上げる(粉引のどら鉢・粉引の片口ほか)
「蒔絵」を施す(染付輪花鉢)
金継ぎ用語集
漆の材料、道具取り扱い業者
レビュー(6件)
入門書として勧められているレビューを見て購入しました。実際、内容が丁寧で分かりやすく、始めるのにちょうど良いテキストになると思います。初心者用の金継セットも別途用意したので、近々時間のある時に挑戦するつもりです。
金継ぎの先生のおすすめでしたので購入しました。 これを教科書に自宅でも楽しみたいです。
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金継ぎ興味を持ち購入しました。参考になりました。
金継ぎを始めるために購入、わかりやすく書かれている
金継ぎ初心者です。 金継ぎを独学したいと思い、何冊か購入し比較しました。 合成の接着剤ではなく、本漆を使った金継ぎの方法を、 一から分かりやすく丁寧に説明がされているこちらの本が一番ためになりました。