さっさと契約結婚を終わらせて、式神たちと悠々自適な人生を送ることをもくろんでいた華。
でもその思惑とは裏腹に、朔の溺愛はいっそう増して結婚解消は遠のくばかり。
挙げ句、頑なに隠していた本当の力をも学校で解放するはめになってしまった。
当初の予定とはだいぶ違うけれど、それでも、華の人生は前向きな方向に向かっているはずだった。
だが朔の旧友で、三光楼の次期当主である雪笹が華の前に現れる。
なぜか朔に執着する雪笹は、いきなり朔と別れるよう華に手荒く迫る。
同時に、葉月を奪われて怒り心頭の一瀬の両親は、家の再興のために雪笹と手を組み、何かを企んで……?
一瀬家の両親の執念の秘密、そして華たちに無関心と思われた姉妹の兄・柳の本心とは。
そして雪笹から華への暴挙を知った朔が取った行動とはーー!?
華と朔の絆が一層深まる、胸キュン度と爽快感ますます大増量の第3巻!
プロローグ
一章
二章
三章
四章
レビュー(17件)
1日もかからず読み終えました。なんだかんだで続きが気になります。
ファンタジー小説です
クレハさんの小説が好きです。この本はファンタジーかつ、恋愛のストーリーもあり、登場人物も個性的で、面白いです。特別な才能を使って、現実とはかけはなれていますが、続編がでるのがたのしみです。コミックもあるので、両方みると、面白さが倍増する作品です。
大好きな作家さんの本です。 続きが読みたくて購入しました。
面白い!
クレハ 『 結界師の一輪華 3 』(角川文庫) . 「 朔――! なに人を勝手に利用してんのよ! 一発殴らせなさい。そんでもって今度こそ離婚だ、離婚!」 「 仕方ないだろ。すべてを穏便にまとめるためにはだな。」 「 どこが穏便だ、馬鹿野郎。めちゃくちゃ修羅場ってたわっ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 『 結界師の一輪華 』原作 第3巻です。 今回は 華と葉月の兄 柳が 初めて本心を明かします。 また、朔の昔からの友人、三光楼雪笹も登場します。 . 華と 朔とのやりとりは、相変わらず テンポよく 楽しめます。 このシリーズ、お気に入りです。 . 第1巻 一ノ宮、第2巻 二条院、第3巻 三光楼 と、五家の次期当主や 次期当主候補が登場してきたということは、次巻は 第四の家でしょうか。 . 前回、「 第1巻に比べ、少し薄かった( 約60頁分 )」とぼやきました。 第3巻も、「 薄っ!」と声に出してしまうほど 薄かったので、次巻は もう少し厚いことを期待します。
他のお店はすでに一昨日から販売してます。 3月に予約したのに、未だ到着してないってどういうことでしょう。