ガチ登山じゃなきゃ、ダメですか?
登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイ、リフト、ドライブウェイ…
大衆社会のツーリズムが日本の山を切り拓く。
「誰でも登れる」山岳観光史への招待。
目次
はじめに 「誰でも登れる」山の観光
第1 章 アルピニズムと登山の近現代
1.近代登山の流入
2.アルピニズムの受容
3.板ばさみのアルピニズム
第2 章 ケーブルカーと登山
1.ケーブルカーで楽な参詣
2.楽じゃないケーブルカー経営
第3 章 箱根山の鉄道と道路
1.箱根山の開発と交通網
2.箱根の有料道路建設をめぐって
第4 章 植民地ツーリズムと朝鮮金剛山
1.金剛山の観光開発
2.鉄道による金剛山直通
第5 章 「健全なる」戦時の旅行
1.戦時ツーリズムと青年徒歩旅行
2.戦時の旅行とモダニティ
第6 章 電源開発と立山黒部アルペンルート
1.戦前・戦中の電源開発と観光
2.戦後の「国土開発」と観光
3.立山黒部アルペンルートの形成
第7 章 栗駒山観光と地方鉄道
1.栗駒山開発の開始
2.栗駒山観光の拡大と鉄道輸送
3.栗駒山観光の隆盛と鉄道利用の低迷
第8 章 「箱根山戦争」とロープウェイ
1.いわゆる箱根山戦争
2.日本におけるロープウェイの導入と普及
3.箱根ロープウェイの建設
第9 章 那須高原のリゾート開発
1.「りんどう湖」の正体
2.那須開発の歴史
3.バブル経済と那須
第10 章 比叡山へのドライブウェイ
1.比叡山ドライブウェイの建設
2.ドライブウェイ開通後の比叡山観光
第11 章 バブル期のスキーとリフト
1.リフトが広めたゲレンデスキー
2.バブル期のリフト輸送力向上
第12 章 尾瀬に生きる
1.尾瀬における自然保護のはじまり
2.電源開発と保護運動
3.観光地化のなかの長蔵小屋
むすびに
あとがき
索引
レビュー(0件)